2022.02.15
専門学校の集客(学生募集)に効果的なWEB戦略
目次
少子高齢化と言われ続けてどの位の時間が経ったでしょうか?その傾向は年をおうごとに顕著に見られるようになり、今回のメイン対象者である高校生の数も減少や横ばいで推移しています。そのような中、高校卒業後の進学先である大学や専門学校をはじめとした教育機関では、集客(学生募集)競争も激化していることだと思います。そこで今回は、専門学校や学習塾の集客に携わってきたアカネソリューションズの実績をもとに、専門学校の集客に効果的なWEB戦略を紹介いたします。
学生募集のベースとなる広報施策
専門学校への集客(学生募集)の流れとして、オープンキャンパス(オンラインオープンキャンパス)や学校見学への参加は非常に重要なポイントです。そのオープンキャンパスや学校見学への参加を促す手段として、学校案内(パンフレット)の配布、進学イベントへの参加、高校訪問、WEB・SNS広告、ホームページやSNSでの発信、などがあると思います。
弊社の考えとしては、これらの手段のどれが良くてどれが悪いということではなく、全てが必要なものだと捉えています。学校案内からSNSに至るまでそれぞれに重要な役割があり、高校生との接点として備えておきたい必須ツールです。ただ、そのようなツールも使い方によっては費用対効果の悪いものになってしまうこともあります。今回は詳しく取り上げませんが、学校案内の制作からSNSの運用コンサルまで、一式丸ごと請け負うことも可能ですので、詳しくはお問い合わせいただければと思います。
Z世代への効果的なアプローチ
こちらの記事をご覧になっている学生募集担当者様の学校でも、予算や人員をはじめとしたリソースには限りがあることと思いますが、その限られたリソースの中でどのツールに注力していくか、その配分が重要であり、その中でも学生募集の対象となるZ世代に対しては、やはりWEB広告、WEBマーケティングが最優先事項となります。
Z世代はTVや紙媒体からは離れ、YouTubeやInstagram、TikTok、Twitterでの情報収集や暇つぶしが主流であり、とりわけスマートフォンでこれらを見ています。
Z世代とは切っても切り離せないこのスマートフォンの特性を最大限活かしたWEB広告、それが今回ご紹介したい内容です。
学校への集客はスマートフォンのGPS位置情報を活用したWEB広告
ピンポイントなセグメントが可能
ご存知だと思いますが、スマートフォンにはGPS機能がついており、そのスマートフォンがあった場所の位置情報を活用することが可能です。この位置情報を使い、募集対象となるエリアにある高校を指定します。すると、指定した高校にいたという履歴がある人に対してのみ広告を配信することができます。
また、例えば進学イベント開催日や競合校のオープンキャンパス開催日など、この特定日(○月○日)に特定施設(○○専門学校)にいた人、などと指定することも可能です。このピンポイントでセグメントされた広告配信により、無駄なく効率よく広告運用していくことができますし、ご予算に合わせて配信することも可能です。
広告配信は認知活動からスタート
それでは広告をスタートするとして、どの様な内容で配信していけばいいのか?
各専門学校にはそれぞれの特色があり、教育の成果であったり学校の雰囲気であったりと、何をどのように行えばよいのか、頭を抱える時もあるかと思います。
弊社では競合分析から各校の強みを見出すことも行っておりますが、一番重要なのは、まずは「学校を知ってもらう」ということです。みなさんが思っているほど高校生はあなたの学校のことを知らないことが多いです。関係者の中では有名な学校でも、高校生はそうは思っていません。まずは選択肢に入れてもらうことが重要です。当たり前のことかもしれませんが、認知活動なくして学生募集は始まらないのです。
WEBで認知広告を行い、LPへの誘導からオープンキャンパスへのお申込み、ホームページからオープンキャンパスへのお申込みへとつなげ、いよいよネクストステップです。
高校生と接点を持った後のマーケティングツール
認知活動を行い、やっとの思いでオープンキャンパスへの誘導に成功した途端、次なる課題が待ち受けています。オープンキャンパスや学校見学に参加した高校生はここから比較・検討段階へ入ります。このタイミングで、いかに参加者への接点を持ち続けられるか? しかも個人個人の興味関心に合わせて・・・となると、アナログ的な方法では限界があります。
そこで、一人ひとりに合わせて接点を持ち続けるために有効なのがこちらの「info Cloud」です。
(info Cloudホームページ:https://www.nittosys.co.jp/infocloud/)
Info Cloudでは、一人ひとりの行動をカルテとして残していくことができ、また、自校のホームページのどのコンテンツを?いつ?どのくらいの時間?見ているかまで分かります。
また、高校生が起こしたアクションに対して、自動でメール配信やLINEで接点を持つことができ、限られた人員の中で効果的に高校生をフォローしていくことが可能です。そして、この手厚い接点を持ち続けることで、入学届けを提出する確立は大きく上がることでしょう。
まとめ
今回ご紹介した、スマートフォンのGPS位置情報を活用したWEB広告と、接点を持った後のマーケティングツールとしてのinfoCloud、この2つを掛け合わせることで、今までとは違った学生募集を行うことができると信じております。
私たちの概念とは大きく違うZ世代の高校生の集客(学生募集)は、非常に困難な面もあると思います。ただ、その高校生の特性を理解し深く知ることで活路は見いだされていくと思っています。まずは貴校のお悩みをお気軽にご相談いただければと思います。
もちろん、GPS位置情報広告以外でも有効なディスプレイ広告やSNS広告、学校案内の制作や動画制作なども対応可能ですので、ご連絡お待ちしております。